2008年も残りわずかになりました。ストロー工房の本年の営業も本日までです。1年間ありがとうございました。年明けは、1月6日から営業いたします。
2008年は、今年を表す言葉として、「変」が選ばれたように、激しく変動した1年でした。「ゆく川の流れはたえずして・・・」と何百年も前から表現されるように、この世はひとときも同じ状態にとどまっているものではないとぼんやりと理解しているものの、今年の様にあまりに急激に変化すると、激流にもまれて傷だらけになり、人心も、社会もボロボロになるような気がします。
2009年は丑年。21世紀では「牛歩のあゆみ」なんてことばかり言っていられませんが、もう少し心静かに過ごせる一年であってほしいと思います。
年末年始、少々寒くなるとのこと。健康に気をつけてお過ごしください。
チボリ公園があと10日あまりで閉演になります。倉敷駅に着くと、電車の中からでも、かわいい建物と、遊園地の乗り物、夜にはイルミネーションが見えて、賑やかさを演出していました。
私も、2.3度行きました。「大人のための夜型公園」というキャッチフレーズでしたが、「あれ〜ただの遊園地じゃないの?」というのが最初の感想でした。花も色とりどりに植えられて、とても素敵な空間ではありましたが、一日遊んでおみやげ買うと結構出費がかさむので、たびたび遊びに行くところではないなーと思いました。
私たちの莫大な税金投入して、10年でおしまい・・・。お役所主導での事業の限界でしょうか。
倉敷は、南の商店街も閑散として、さみしい状況です。なんとか、賑わいを取り戻してもらいたいものです。
今、山陽新聞に毎朝掲載されている、五木寛之さんの小説のタイトルです。日本史や仏教に関してうとい私には、結構、馴染みのない仏教用語がたくさん出てきます。でも決して難解でなく、仏教に造詣の深い五木さんならではの世界にぐいぐい引き込まれていくようで、毎日楽しみにしています。
五木さんいわく、今の混沌とした状況は、平安末期から鎌倉初期の時代に良く似ているとのこと。もちろん、現代から比べると想像もできない貧困と飢えに、人々は苦しんで生きていたことでしょう。そういう時、仏教に救いを求めていった・・・。
では、平成の世に生きる私たちは何に救いを求めるのでしょう。お金がなければ、幸せになれませんが、お金に振り回されても不幸に陥るというのを学んだはずです。そういうことに思いをはせながら、これから読み進めていきたいと思います。
正式には「海と魚の祭典」といいます。恒例となり、年に一度のこの日は、もう宣伝する必要がないくらいで、遠方からも寄島産の新鮮なかきを求め、大勢の方がやってきます。
かきだけでなく、他の魚介類や、浅口市のうどんや野菜、町内のお店のかきめしなど、いろいろな屋台がならび、楽しい催しもありで、にぎやかな行事です。
今年は、猛暑の影響で、水温も高く、少々心配しましたが、案外身は大きく育っているようです。殻つきのかきは、蒸して、レモンやだいだいをジューとかけて、シンプルに食べるのが一番です。濃厚な潮の香りを楽しみながら、味わってください。
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