昨日、中国地方ははやくも梅雨入りしてしまいました。5月らしいさわやかな初夏の空は、ほんの数えるくらいしか、見ていないような気もしますが。
震災にあった東北地方を応援しようということで、この頃、市内のスーパーでも、東北地方産の商品をみかけるようになりました。
お酒、おかき・せんべいなどのお菓子類、りんごジュース、りんご、珍味等・・・。
私も数点買ったのですが、「鮭とば」という聞きなれないものを買ってみました。
どうやら、鮭の腹身のあたりを燻製したもののようでした。とてもしわ〜い感じで、すぐに噛み切れないのですが、しばらく口に入れていると、やわらかくなって、じわじわとダシのきいた味が口の中に広がっていきます。
瀬戸内の魚の干物とはちがった、脂ののった味わいでした。ビールのつまみには、なかなかいけそうですよ。
なかなか現地へ行って何か協力ということもできないので、ささやかな応援ということで、続けていきたいと思います。
連休もおわり、また日常がもどってきました。震災の影響で、多少、人手の減った観光地もあったようですが、特に、近場は、いつもとかわらぬ賑わいであったようです。
冬から春の気温の低い気候がひびいたのか、ことしは花の開花が全体的におそかったようです。吉備路にある備中国分寺の前は、毎年この時期、一面れんげ畑になり、5月頭には、「れんげまつり」も開かれるのですが、4月のおわりに通りかかったときは、まだほとんど、れんげが咲いていませんでした。
私が子どものころは、あちこちの畑でれんげが咲いていたものですが、今ではあまり見かけなくなりました。この国分寺前の風景は、ちょっと時代がかった国分寺を背景に、かれんなれんげの花の素朴な色合いがひきたって、その風景を楽しみにしていただけに、残念です。
やっと見ごろ、咲きころを迎えたかと思ったら、今週の季節はずれの大雨。ことしは、花にとっても、厳しい年のようです。
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