この前の日曜日、行って来ました、アッケシソウ。
紅く色づいて、最後の見ごろと言う感じでした。予想以上に見物の方も多く、次々に車で訪れていました。
アッケシソウはどこからきたのか?
いろいろな大学の研究者の方々が調査しているようです。遺伝子的には、韓国に生息するアッケシソウのものと合致したとか。
昔から、寄島には、北前船が往来していましたし、韓国とのつながりもあったようです。
アッケシソウは塩水が供給されるという生育条件が必要なだけに、船などで運ばれてきた種子が、たまたま生育条件がそろった、寄島町の干拓地で自生したという説が有力だそうです。
はっきりとわからないだけに、想像がふくらんでいくのではないでしょうか。
でも、海によって、いろいろな大陸とつながっているんですね。
絶滅危惧種に指定されている、海浜植物のことです。
2003年に、寄島町で確認されて、「アッケシソウを守る会の」が保護活動をして、ここ数年、メディアに取り上げられるようになり、広く知られてきました。
9月の末ごろから10月にかけて紅葉するので、今の時期、訪れる人も増えています。派手さはないと思うのですが、本州で唯一の自生地ということで、希少性もあり、一見の価値があるのではないでしょうか。
私は昨年11月になって出かけたので、残念ながらシーズンはおわり、茶色になっていました。今年こそは、色づいた景色を見に行かなくてはと思っています。
また、アッケシソウの自生地の近くから三郎島にかけて、海岸が続いていますが、そこからの眺めがとてもすばらしいので、ぜひぜひ、散歩してみていただきたいと思います。
ちょっとわかりずらいのですが、「よしつね」さんという、休憩できるお店もあります。
今日のような、秋晴れの日には、最高のスポットです。
さわやかな秋晴れが続き、やっと行楽シーズンが到来しました。湿気のない高い空に、流れるうろこ雲。すがすがしい気持ちになって、深呼吸したくなります。
今年は、大震災から、猛暑、台風、天候不順と、続けざまにそんな話題ばかりでしたが、やっと、やっと、過ごしやすい気候になりました。
寄島町では、先週早々に秋祭りが終わってしまいましたが、この3連休は、お祭りや、運動会の予定があるという方も多いのではないでしょうか。
なにかと行事の多い10月ですが、夏の疲れが出やすいころでもあります。
無理しすぎないで、リラックスして、楽しんでくださいね。
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