以前にも書きましたが、五木寛之さんの新聞小説「親鸞」が、いよいよ盛り上がっています。もうじき法然に対面しようかというところです。
このところの五木さんの文章も迫力が増し、なにか御仏でも乗り移ってきたかのような勢いを感じます。
それにしても、若き日の親鸞の修行のすさまじさといったら・・・。あそこまで己を律し、そぎおとさなければ、深い悟りはひらけないのかと改めて感じました。
この小説、今はまだ残念ながら、全国区ではないんですよね。単行本化されたら、広く読んでもらいたいと思いました。特に、政治家、日本を代表する企業のリーダーなど。決して説教くさい文章などひとつもないのですが、教えられることは、たくさんあるのではないかと思います。