3月の雛祭りだというのに、凍える寒さにボタン雪。昨日は、十二単をお召しになっているお雛様方もふるえたのではないかと思います。
この頃、あちこちの観光地や商店街で、雛めぐりを催していますね、商店や民家でお雛様を飾ってみてもらうという。町おこしや商店街の賑わい創りの意味合いもあるのでしょうが、あれはお雛様にとっても、とてもいいことですよね。飾ってもらってこそのお雛様、雛祭りの日に備えて、あとの三百数十日は、薄暗い箱の中で眠っているのですから。
ということで、私も今年は久しぶりに、実家から持ってきていたお雛様を飾りました。といってもぼろぼろの御殿や、小道具はおいといて、人形だけを赤い毛氈の上に並べただけなのですが。無精者でごめんなさい!とあやまりながら。
そして、雛あられをかってきてお供えして、静かに雛祭りを祝いました。出すのがおそかったので、しばらく飾っておこうかと思っています。いつまでも飾っていたら、お嫁にいけないよ〜、なんて心配する必要もないですからね。