今週の話題はこれしかありません。昨日、韓国を5-3でくだして、日本が連覇しました。
昨日、仕事そっちのけで、ワンセグで見たりしていた人も多かったのではないでしょうか。私はマジメに仕事をしていたので(ホントですよ〜)、リアルタイムで試合は見ていませんが、アメリカの新聞が、試合内容を絶賛していたとのことですから、白熱した、見ごたえのある試合だったのでしょうね。
野球といえば、アメリカやキューバのパワーにはかなわない、という印象でしたが、今回は、韓国が安定した強さをみせていた中で、日本が優勝ということで、アジアンパワー爆発という結果でした。
ここ何ヶ月か明るい話題が乏しい毎日でしたから、熱狂できるものをまってました!という感じです。経済の方もアジアンパワー爆発して、世界を牽引していってほしいものです。
これでまたスター選手が、ごそっと大リーグにいってしまうんですか?うーん、ちょっとそれは寂しいですね。
以前にも書きましたが、五木寛之さんの新聞小説「親鸞」が、いよいよ盛り上がっています。もうじき法然に対面しようかというところです。
このところの五木さんの文章も迫力が増し、なにか御仏でも乗り移ってきたかのような勢いを感じます。
それにしても、若き日の親鸞の修行のすさまじさといったら・・・。あそこまで己を律し、そぎおとさなければ、深い悟りはひらけないのかと改めて感じました。
この小説、今はまだ残念ながら、全国区ではないんですよね。単行本化されたら、広く読んでもらいたいと思いました。特に、政治家、日本を代表する企業のリーダーなど。決して説教くさい文章などひとつもないのですが、教えられることは、たくさんあるのではないかと思います。
3月の雛祭りだというのに、凍える寒さにボタン雪。昨日は、十二単をお召しになっているお雛様方もふるえたのではないかと思います。
この頃、あちこちの観光地や商店街で、雛めぐりを催していますね、商店や民家でお雛様を飾ってみてもらうという。町おこしや商店街の賑わい創りの意味合いもあるのでしょうが、あれはお雛様にとっても、とてもいいことですよね。飾ってもらってこそのお雛様、雛祭りの日に備えて、あとの三百数十日は、薄暗い箱の中で眠っているのですから。
ということで、私も今年は久しぶりに、実家から持ってきていたお雛様を飾りました。といってもぼろぼろの御殿や、小道具はおいといて、人形だけを赤い毛氈の上に並べただけなのですが。無精者でごめんなさい!とあやまりながら。
そして、雛あられをかってきてお供えして、静かに雛祭りを祝いました。出すのがおそかったので、しばらく飾っておこうかと思っています。いつまでも飾っていたら、お嫁にいけないよ〜、なんて心配する必要もないですからね。
昨日、あのユニクロさんが、春・夏用カラージーンズを発表しました。女性、男性、子供用合わせて、全部で37色!実にカラフルでした。
ストロー工房も、カラーバリエーション20色近くあり、その色の豊富さは、まあまあ自慢できるのではないかと思っていましたが、37色には脱帽です。
それだけ取り揃えると、売れる色、売れない色さまざまで、どうしてもデッドストックが発生しますからね。でもそんなことお構いなしで突っ走れるところが、今のユニクロさんの勢いを物語っているようです。
そして、モデルとして登場していたのが、藤原紀香さんと、大沢たかおさんで、アラフォーなんですよね。若い人だけではなく、アラフォー以上、アラ還くらいまで、とりこみたいという狙いがあるとみました。
見るだけで心がウキウキするようなカラフルさでした。このところ暗いニュースばかりで、巣篭もり消費だなんていわれていますが、ちょっと春らしくなってきたことですし、カラフルなジーンズに身をつつんで、おでかけしましょうよ!
作家の村上春樹さんが、イスラエルの文学賞「エルサレム賞」を受賞したというニュースが報道されていました。村上氏の作品は広く海外で読まれているというのは聞いていましたが、イスラム圏でも読まれ、評価されているというのは驚きでした。
氏のヒット作で一番に思い浮かぶのが、「ノルウェイの森」。あの赤と緑の装丁は斬新でした。しかし、当時、天邪鬼の私は(今も?)、ちゃらちゃらした恋愛小説なのかしら〜なんて思って、手に取ることはありませんでした。
それが、7.8年前でしょうか、気まぐれでちょっと読んでみようかしらと思って接してみたら、村上ワールドにはまって、何作か読破しました。「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」「ねじまき鳥クロニクル1〜3部」「海辺のカフカ」などなど。
村上ワールドとしか表現できない、独特の世界があるんです。文章は決して難しくはありません。軽い気持ちでページをめくっていたら、いつの間にか精神的な深い迷宮に迷い込んでしまうような、不思議な世界です。また、過去に起きた戦争に関するソースなども混ざりこんできて、思想的な深みを増す部分もあります。
きっとこういう物語が書ける人は、本当に天才なのではないかと思います。
最近は遠ざかっていたので、久しぶりに読んでみようかと思っています。初心者におすすめは・・・なんて、エラソーに言うほど読み込んでいるわけではありませんが、「海辺のカフカ」あたりはそんなに長くないですし、重過ぎないですし、読みやすいような気がします。