今、山陽新聞に毎朝掲載されている、五木寛之さんの小説のタイトルです。日本史や仏教に関してうとい私には、結構、馴染みのない仏教用語がたくさん出てきます。でも決して難解でなく、仏教に造詣の深い五木さんならではの世界にぐいぐい引き込まれていくようで、毎日楽しみにしています。
五木さんいわく、今の混沌とした状況は、平安末期から鎌倉初期の時代に良く似ているとのこと。もちろん、現代から比べると想像もできない貧困と飢えに、人々は苦しんで生きていたことでしょう。そういう時、仏教に救いを求めていった・・・。
では、平成の世に生きる私たちは何に救いを求めるのでしょう。お金がなければ、幸せになれませんが、お金に振り回されても不幸に陥るというのを学んだはずです。そういうことに思いをはせながら、これから読み進めていきたいと思います。
猛暑続きの折は、永遠に冬なんか来ないんじゃないかと思っていましたが、やって来ました、しかも駆け足で。秋を堪能する間もなく。
四季の中では、秋が一番好きなのですが、最近は、夏の疲れを癒す間もなく、冬がやって来るといった感じがします。
そういえば、秋の味覚マツタケも、岡山県は有数の産地だそうです。しかし、それも県北の方なので、海辺の人間は、香りをかぐこともなく、シーズンが終わってしまいました。
近頃はマツタケも、中国、カナダ、アフリカ、いろんなところから輸入されているそうです。アフリカにもマツタケが生えるなんて、ちょっとびっくりです。
日本では今年一足先に、キムタクが総理になりましたが(ドラマの中ですけど)、先日アメリカでは第44代大統領にオバマ氏が選ばれました。
各メディア、その話題でもちきりなのですが。
この世界中が混乱している2008年11月、大統領になるために、47年前、神様が配置してこの世に誕生した人なのかな、という気がしてなりません。
イエス・キリストやナポレオンのように・・・。
オバマさんがともした、ロウソク1本くらいのかすかな光明が、大きな希望の光になることを、世界中が期待しているのではないでしょうか。
別にこのブログを文句いいの欄にする気はないのですが・・・、最近、三連休ばかりですよね。11月は曜日的に自然な三連休のようですが、法律が変わって無理やり三連休になったところもあります。
でもね、世の中には、飛び石もいいなあ、と思っているひとは、少なからずいるんです。私もふくめて。
水曜日あたりに祝日があると、ちょっと一休みという感じでうれしくなります。
逆に、成人の日が前にずれて、お正月休みがおわったばかりなのに、また三連休・・・!なんてうんざりしたことがあります。
まあ、旅行業界のインボウで増えたようですけど。でも動かない人は動かないんですよ。3連休になろうが、四連休になろうが。
一回、多数決とってみませんか?
それどころじゃないですよね。麻生さんも、国民も。
そろそろ新米が出回る頃となりました。やっぱり新米はおいしいですね。見た目もつややかで、口に入れてかむと、適度に弾力があって。
昨今は、小麦粉の値上がりで、お米の消費も回復しつつあるようです。(菓子パンなどすごい値上がりしてますものね!)長い間、お米を主食に生きてきたDNAがあるので、お米を食べると体に力が入るような気がします。
子どもの頃、茶碗にご飯粒をのこしていたら、よく叱られたものです。それだけ、農家の人々は丹精をこめてお米をつくり、家庭でも、食べることを大事にしていたのだと思います。
昨年から「食」について考えさせられる事件ばかりです。一粒一粒に感謝していただきたいと思います。